文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小生は、これまで、八幡和郎さんとは政治的発言での差異と対立が鮮明で、毛嫌いして来ました。しかし、大相撲論と西郷論の過激な評論で、すっかり「八幡和郎ファン」になりました。一度、横浜の某所で、酒席を共にしたこともありますが、その時は、隣に座っていたにもかかわらず、ほとんど話らしい話もしていません。こんど、会う機会があれば、ゆっくり、話してみたいと思っているところです。鹿児島の人たちにも、八幡和郎さんの西郷論と島津斉彬論、久光論・・・を、一度、話を聞いて欲しいと思います。鹿児島の復権=復活は、そこからしかありえ


(続く)

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月刊日本 2017年 03 月号 [雑誌]

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ネット右翼亡国論 桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点

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保守論壇亡国論

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小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む

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それでも私は小沢一郎を断固支持する

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「大年増の厚化粧」の政治哲学ー石原慎太郎の発言と予測は正しかった。


小池百合子の政治的厚化粧の化けの皮が剥がされるのに時間はかからなかった。「大年増の厚化粧」だったか「厚化粧の大年増」だったかよくおぼえていないが、都知事選の最中に、石原慎太郎が、小池百合子を揶揄して放ったこの言葉は、当時はご婦人たちを中心に非難の嵐だったが、今になって振り返ってみると、かなり正鵠を射た言葉だったように思われる。

石原慎太郎の指摘通り、小池百合子は、都知事選や都議選には圧勝したものの、「小池百合子総理」を目指した衆議院選には、その中身のない政治的厚化粧の化けの皮が剥がされて、見るも無残な大敗北に終わったからである。

おそらく、都知事選、都議会選を経た後の小池百合子を知っているもので、あれだけの大敗北を予想したものはないだろう。その意味でも、都知事選の前の段階における石原慎太郎の「大年増の厚化粧」発言は、誠に見事に、小池百合子という政治家の正体を暴露したものだったと言っていい。


(続く)

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一昨日、12/1、日大芸術学部で講義。講義終了後、江古田の某居酒屋で、例の芸術思想研究会「金曜会」。

ビール、ホッピー、日本酒を飲みながら真剣且つ過激な議論を展開。金曜会のメンバー清水正(日芸教授)、漫画家・日野日出志(大阪芸大教授)、下原敏彦(日芸講師)さん等。途中から日芸助手の高橋由依さんも。山下聖美教授は欠席でしたが、話題は日野日出志の傑作漫画『蔵六の奇病』論から源氏物語論、ドストエフスキー、大相撲暴行事件論など多岐にわたり、殴り合いになりそうな激しい議論を展開。 日本漫画の原点は、『蔵六の奇病』にあり、で一致。手塚治虫の漫画なんてくだらねー(?)、と。来年は、ふたたび「日野日出志研究」(雑種)を出すとのことです。小生は、漫画のことは無知無学で、何もわかりませんが、日野日出志の漫画だけは、ほとんど読んでいます。というわけで、漫画界の常識を無視して、小生は、「金曜日の夜、江古田で何が起こったか?〜小説・日野日出志物語」を書く予定。


山崎行太郎

塩見孝也さん(左)と私。

塩見孝也さん(左)と私。
10年ぐらい前に、某雑誌の企画で、元赤軍派議長の塩見孝也さんと対談したことがある。私の希望で対談したのである。対談原稿は、新刊の拙著『ネット右翼亡国論』(https://www.amazon.co.jp/dp/4802130627/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1497331446&sr=1-10)に収録してある。

私は、学生時代から、左翼嫌いで、小林秀雄三島由紀夫ドストエフスキーなどを読み漁りながら、「保守反動」を気取っていたが、左翼過激派は嫌いではなかった。今でも、私は、廣松渉柄谷行人大江健三郎を愛読している。

私は、西部邁西尾幹二櫻井よしこ等、いわゆる最近の保守の本は読まない。金と時間の無駄である。私は、小市民主義的な、穏健、愚鈍な保守より、命懸けで革命運動に邁進する頭脳明晰な左翼過激派が好きだし、尊敬している。

今では、哲学者で革マルの指導者だった黒田寛一を読んでいる。

塩見孝也さんが亡くなったと聞いて、我々の同世代の最も過激な政治活動家、思想的ヒーローがついに消え去ったたのだと思う。小銭儲けやささやかな立身出世ばかり狙っているような最近の左翼にも右翼にも、自称・保守にも、私は、興味ない。

▼▼▼▼▼▼▼▼以下引用▼▼▼▼▼▼▼▼
赤軍派議長・塩見孝也さんが死去。
2017年11月15日13時56分

 元赤軍派議長で評論活動もしていた塩見孝也さんが14日、心不全のために亡くなった。76歳だった。葬儀は未定。

 京大在学中に活動家となり、武装闘争を主張して1969年に赤軍派を結成。「よど号」ハイジャック事件(70年)など一連の赤軍派事件を首謀したとして、懲役18年の実刑判決を受け、東京・府中刑務所で獄中生活を送った。出所後、赤軍派時代の自らの武装闘争路線は誤りだったと総括。都内の市営駐車場に勤める傍ら、時代を振り返るトークショーなどに出演した。2010年には生前葬を営んで話題になった。
▲▲▲▲▲▲▲▲引用終り▲▲▲▲▲▲▲▲

ネット右翼亡国論』
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革命的国家論=ルソーとヘーゲル(1)。

若きヘーゲルはルソーの信奉者だった。言うならば、ルソーは、フランス革命に多大の影響を与えた政治哲学者であったが、そのルソーの政治哲学(共和政論)とフランス革命という歴史的大事件に深い影響を受けて、哲学的思索を開始したのがヘーゲルだったと言える。

一方、フランス革命に批判的で、『フランス革命省察』を書いて、フランス革命を厳しく告発し、革命批判の保守思想や保守主義を主張したのが、英国のエドモンド・バークだった。

バークは、西部邁の紹介などもあって、昨今は、日本でも、保守や保守思想の元祖のように言われているが、私は、バークにもバーク思想にもほとんど興味がない。何故か。バークは、フランス革命を批判する保守主義者らしく、その政治的思考が浅く、中途半端であり、思考が過激ではないからだ。むしろ、私は、思想家や哲学者としては、過激な革命思想を展開するルソーやヘーゲルの方に興味がある。

私は、昔から、左翼や左翼思想が嫌いであった。左翼や左翼思想が、穏健で、凡庸に見えた。安全な思考しかしていないように見えた 。だから、私は、左翼や左翼思想が嫌いになった。小林秀雄三島由紀夫江藤淳らの方があきらかに過激な思考を展開していた。

私は、学生時代から、私自身の思想的立ち位置としては、その頃、否定的な言葉として、論壇やジャーナリズムで頻繁に使われていた「保守反動」という旗を旗印に掲げていた。むろん皮肉を込めてである。

私は、「保守反動」的思想を誰に学んだか。たぶん、小林秀雄三島由紀夫江藤淳ドストエフスキー、二いーチェ、フロイトなどに学んだのではなかったか。つまり、私は、西部邁やバークに学んでいない。そこが、昨今の保守や保守主義者とはぜんぜん違うところだ。革命思想を取り込んでいない、人畜無害の安全な保守や保守主義に、私はなんの興味も関心もない。

たとえば、私が愛読、熟読している文学者にドストエフスキーがいるが、彼は、革命家であると同時に、頑強な反革命家であった。「俺にアレ(テロ=皇帝暗殺?)が出来るだろうか」と問うドストエフスキーの『罪と罰』は、あきらかに革命小説である。だが、後期の作品、『悪霊』や『作家の日記』などで展開される議論は、反革命論=革命批判である。
革命と反革命が同居している。ドストエフスキーの中には私が、高校生時代から現在まで、愛読=熟読してきた小林秀雄大江健三郎江藤淳三島由紀夫吉本隆明というような文学者は、私の観るところでは、ほぼドストエフスキーと同じ思想の持ち主たちであある。私は、福田恒存もバークも西部邁も、共感しつつ読んだことはない。何かが違うと思う。

だから、私は、三島由紀夫の「反革命宣言」(『文化防衛論』)には、共感出来た。三島由紀夫の保守思想には、過激な革命思想が内在化されている。三島由紀夫は、東大紛争の頃、東大のバリケードに中に乗り込んでいき、東大全共闘の学生たちと、半ば意気投合しつつ討論を行っている。何故、三島由紀夫は、身内の「楯の会」の学生たちではなく、敵側と思われる東大全共闘の学生たちの元へ駆けつけたのか?興味深い問題だ。

三島由紀夫には、過激な左翼革命思想に共感するものがあったのか?あったのだと私は思う。昨今の保守や保守思想には、革命思想が内在化されていない。現状維持的な凡庸な保守思想しかない。

(続く)

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